こんにちは!まさとです。
本日はeBayで商品が売れた後の流れと日本郵便の配送サービスついて詳しく解説していきます。
国際郵便にも様々な配送サービスがあります。発送ラベルを作る前に配送サービスの種類や特徴を知り、商品が売れた時にどれを利用すべきかを学びましょう。
既に国際郵便について知っている。国際マイページサービスの利用方法のみ知りたいという方はこちらからご確認下さい。
本記事で学べる内容はこちら!
・eBayで商品が売れた時に確認するべき事。
・国際郵便以外に利用できる他社の配送サービスについて。
・国際マイページサービス以外のラベル作成ツールについて。
・国際郵便の配送サービスの種類や特徴。ebayで利用すべき配送方法。
ebayで商品が売れた後にやるべき事
商品が売れたからといって嬉しくなってすぐに発送してはいけません。
まずは商品の支払いが完了しているかを確認しましょう。
ペイメントポリシーの設定で↓即時支払いの設定をしている方は問題はありませんが、こちらの設定をしてない方は注意が必要です。
即時支払いの設定をしないとバイヤーは商品の落札のみし、代金は支払わないという事ができてしまいます。
大抵のバイヤーは落札と同時に商品代金を払ってくれますが、たまに落札だけして支払いをしてくれないバイヤーもいます。
商品が売れた後にebayから届くメールの種類
商品が売れたらまずはeBayからメールが届きます。
こちらは即時支払いを設定している商品が売れた時のメールです。
メールの下の方にバイヤーが代金を支払ったと記載があるのでこの場合は特に問題ありません。
こちらはオファーを利用して商品が売れた時にebayから届くメールです。
「バイヤーはまだ商品代金を支払ってない」と記載があります。次に支払い完了のメールが届くまで待ちましょう。
ebayの管理画面で売れた商品を確認する方法
売れた後、支払い済みの商品はSeller Hub、の「Awaitingshipment」で確認できます。
ここに商品があれば発送してOKです!
商品が落札され、支払いが完了してない商品は「Awaiting payment」で確認ができます。
この場合はバイヤーから商品が支払われるまで待ちましょう。2,3日待っても商品代金が支払われない場合はバイヤーに連絡をしましょう。
ebayで初めて商品が売れた時はとても嬉しですよ!皆さんにも早くその経験をして欲しいです。
国際配送サービスについて詳しく解説
日本郵便以外にも商品を送れる配送会社がいくつかあります。現在ebayで商品を販売する人が主に利用している配送業者は「日本郵便」「Fedex」「DHL」です。
ヤマト運輸ではヤマト国際宅急便という海外向けのサービスも行ってますが、現在では他のサービスに比べて送料が高くebayの取引きには向いていません。
日本郵便、Fedex, DHLの違いと特徴
日本郵便での発送とクーリエと呼ばれる「Fedex」「DHL」での発送の違いや特徴は次のようになっています。
日本郵便 | Fedex, DHL |
---|---|
重量で送料が算出される | サイズと重量で送料が算出される |
軽い商品の送料が安い | 小さくて重い商品に向いている。サイズが大きいと送料が高くなる |
アメリカまでのお届け日数が約2-3週間 | アメリカまでのお届け日数が3-5日 早い |
小さくて軽めの商品だと日本郵便の方が断然に送料が安いです。
例えば日本郵便で100gの商品を送る場合、航空便の書留で送ると料金は1290円ですが、それをクーリエで送ると最低でも2200円ぐらいかかります。
ポケモンカードなどの印刷物の場合は日本郵便の送料は850円です。
価格差がかなり大きいですね!!
初心者にお勧めの配送サービス、配送会社
僕は初心者の方にはまず「小さくて軽い商品」を出品する事をお勧めしています。
なぜなら大きい商品は写真を見ただけでは送料が判断しずらく、見込み利益の計算を誤ってしまう事があるからです。
商品を仕入れてから、思ったより大きかった!送料が高過ぎて利益にならない、または赤字だなんて事は避けたいですよね?なのでまずは日本郵便で安く送れる小さくて軽い商品を出品しましょう。
eBayで利用できる発送ラベル作成ツールについて
国際郵便、Fedex、DHLを利用する時に利用できる発送ラベル作成ツールがいくつかあるので、まずはそれを覚えておきましょう。
国際郵便 | 国際マイページサービス, hirogete, Ship&co |
Fedex | ebay CPaSS, elogi, Fedexウェブサイト |
DHL | ebay CPaSS, DHLウェブサイト |
国際郵便の発送ラベルは国際マイページサービス以外にも「hirogete」や「Ship&co」というツールで作成可能です。
これらのサイトではebayのアカウントと紐づけが可能で、売れた商品やバイヤーの名前がサイトに反映され、簡単にラベルを作成する事ができます。
しかし、有料のサービスなのでまずは国際マイページサービスを利用してラベルを作成していきましょう。
商品が少し売れるようになってきたら有料のツールを使いましょう。価格はそんなに高くないです。
Fedex, DHLを利用する際のお勧めのシッピングツール
Fedex, DHLで商品を送る際は「ebay CPaSS」を利用しましょう。
こちらはebayが提供しているシッピングツールなので、割引料金が適応されていて断然お得です。
ebayで売れた商品やバイヤーの情報がそのまま反映されるのでラベルの作成が簡単にできます。このサイトからそのままFedexの集荷の申し込みをする事も可能です。
以前はFedexで商品を送る際はelogiを利用するのが主流だったんですが、「ebay CPaSS」の誕生によりほぼ利用する機会がなくなりました。
国際郵便について詳しく解説
日本郵便で商品を発送する前に、まずはどんな発送方法があるのかを覚えましょう!売れた商品によって配送サービスを使い分ける必要があります。
国際郵便で利用できる配送サービス一覧
海外へ商品を発送する時に主に利用できるサービスがこちらです。
印刷物 | 航空便、船便 |
印刷物(書留) | 航空便 |
書状、その他 | 航空便、船便 |
書状、その他(書留) | 航空便 |
小形包装物 | 航空便、船便 |
小形包装物(書留) | 航空便 |
EMS書類 | 航空便 |
EMS物品 | 航空便 |
国際小包 | 航空便、船便 |
ebayで商品を送る際は太文字、下線が引いてある書留のサービスを使いましょう。料金はプラスで460円かかりますが、追跡番号が付き、商品の紛失、損害があった時は6000円までの補償が受けられます。
航空便はアメリカまで2~3週間程、EMSは一週間程で荷物が届きます。
発送時に書留を付ける理由
補償を受けられる以外にも書留(追跡番号)を付ける理由があります。
たまに商品を発送した後に、それが到着していても「商品が届いてない」とクレームを言ってくるバイヤーがいます。
バイヤーはebayの取引きで何か問題があった時に、「ケースをオープンする」という事が可能です。
初めはバイヤーとセラーの二者間で問題の解決に努めますが、もし2人の間で問題が解決しない場合はebayに介入を求める事ができます。
この時、もし商品が到着していたとしても「追跡番号、配送履歴」でそれを証明できなかった場合は商品代金は100%強制返金されます。
それを防ぐ為にも追跡番号は必須です。
460円をケチって追跡を付けないセラーもいますが、自分を守る為にも追跡を付ける事をお勧めします。
日本郵便で商品を送る時の注意事項
日本郵便で商品を送る際の一番重要なポイントは船便は使わないという事です。
船便は一番安い発送方法ですが、商品到着までに早くて1ヶ月、遅くて2~3ヵ月かかります。船便で商品を送ると、バイヤーは待ちきれず、高い確率でクレームを言ってきます。
商品の発送前に時間がかかる事に同意していたとしてもクレームになるケースが多いです。
↑上のケースと同じようにバイヤーが待ちきれず、「商品未着」という理由でケースをオープンし、ebayが介入すると追跡番号で商品の到着が確認できない限り、商品代金は100%返金されます。
商品と商品代金のどちらも失います。
送料は安いですが強制返金という恐怖がつきまとう船便での発送は控えましょう。
eBayで主に利用する国際郵便の発送サービス
ebayで商品が売れた時に主に利用する発送サービスは小形包装物、航空便の書留だと思います。
長さ、幅、厚さ90cm以内(3辺の合計)、2kgまでの商品を送る事ができます。それを超えるものはEMSでの発送になります。
100gの送料は1290円で1000gの送料は3180円です。その為、1000gぐらいまでの商品は日本郵便で送るのが一番安くなることが多いです。
商品を発送する際はそれぞれの配送会社の送料を把握し、一番安い方法で送るようにしましょう。
印刷物とは?
「印刷物」での発送は日本郵便で一番送料が安いです。その為印刷物に当てはまる商品は「印刷物航空便書留」で送る事をお勧めします。
日本郵便が定義する印刷物は以下のものになります。
クリスマスカード、カレンダー、はがき、書籍、カタログ、手帳、日記帳、遊戯用カード、トランプ
他にも印刷物に当てはまるものはいくつかありますが、ebayで発送する商品は主にこの辺になると思います。
サイズは長さ、幅、厚さ90cm以内、5kg以内です。
郵便局員も印刷物に関しては詳しくないです。たまにそれは印刷物で送れません、などと言ってくる人もいますが、その場合は日本郵便のウェブサイトを見せて教えてあげましょう。
他に書状というサービスもありますが、これ以上の情報は混乱を招く可能性があるのでここでは省きます。
発送する前の準備
商品が売れる前にebayに出品した時点で準備して頂きたいものがこちらです!
パウチです!
国際郵便の発送ラベルを作ったら必ずこのパウチという透明の袋にラベルを入れて発送する必要があります。
その為、事前にそのパウチを郵便局で調達する必要があります。
パウチはどの郵便局にも置いてあります。最寄りの郵便局へ行って10-20枚もらっておきましょう。
ラベルを印刷してそれと商品を持って行き郵便局でパウチをもらって発送する、という事も可能です。しかし、1品ぐらいならまだしも、何品もの商品を郵便局へ運び現地でラベルを貼り付けるのはとても効率が悪いです。「どの商品がどのラベルで」というのもわからなくなります。
パウチは事前にもらい、いつでも発送できる準備をしておきましょう!
ここまで理解したらいよいよ発送ラベルを作っていきましょう!