eBayの利益計算方法
ebayでかかる手数料を理解したら次は利益計算方法を覚えましょう！
ここで説明するのはこれから出品する商品の見込み利益の計算方法です。これが正しくできないと、商品が売れたと喜んでも結局赤字だったという事になり兼ねません。
正確な利益は商品が売れてからでないとわかりません。その理由を含め解説していきます。
もしまだebayの手数料について理解してない場合はこちらの記事をご確認下さい。
利益計算で最も大事な事
商品を仕入れる時、または無在庫販売で商品を出品する時、まず見込み利益を計算します。当たり前ですが、利益の見込める商品のみ仕入れ、出品していきます。
利益計算は以下のように販売価格から仕入れ価格、各種手数料各種、海外送料を引いて導き出します。
利益＝販売価格 ー 仕入れ価格(国内送料含む) ー ebay手数料 ー ペイオニア手数料 ー 海外送料
ebayの落札手数料はカテゴリーにより異なりますが、大体12～15％になります。そして海外決済手数料が1.35％(取引額により変動する)、そしてそれらの手数料に10%の消費税がかかります。
そして1取引きに付き、$0.30加算されます。ペイオニアの手数料が2%です。
それらを合計すると手数料は大体16%~19%です。ただ、見込み利益を計算する時にこのパーセンテージで計算するのはお勧めしません。
その理由は落札手数料と決済手数料は、
販売価格にバイヤーが支払うセールスタックスが上乗せされたものに対してかかるからです。
バイヤーは商品落札時、商品代金プラス税金を支払います。それは住む国や地域によって異なります。
例えば販売価格が$50,00だとしても、タックスが加算され、バイヤーの支払い額が$60になる事もあります。私達セラーが支払うebay手数料はその$60に対してかかるものになります。その為、販売価格に対して見込み利益を計算すると実際の利益はそれより少なくなります。
＊タックスがかからない国、地域もあります。
見込み利益の利益方法
上述したように販売価格に対して16%~19%の手数料と考えて計算しても実際の利益はそれより少なくなります。その為、見込み利益を計算する時は手数料を多めに見積もり、18%~20%で計算する事をお勧めします。(楽器やゲーム機本体は落札手数料が低いので12％～15%ぐらいで計算するといいでしょう。)
ちなみに↑に添付した落札手数料の画像では販売価格に対してebay上で約20％の手数料がかかっています。ペイオニアと合わせると約22%の手数料がかかっています。(ストア登録してない為、通常より落札手数料が高いです。)
出品した時点で購入してくれるバイヤーの国や地域を選ぶことはできません。その為、出品時に正確な利益を知ることはできません。手数料を多めに見積もって見込み利益を計算しましょう。
利益計算例
販売価格$200ドルの商品を販売する場合
$200×0.81(ebay手数料とペイオニアの手数料合わせて19%)×150円(現在の為替) － 15000円(仕入れ価格) － 3100円(海外送料) ＝ 6200円
というように計算できます。
商品を出品する前にこのようにしっかりと見込み利益を計算しましょう！！
eBayで赤字になる理由
ebayで売れた！やったー！と喜んでいても「結局赤字だった」というのはよくある事です。
一体なぜこのような事が起こる起こるのでしょう？
主な理由は2つあります。
一つ目は手数料を甘く見積もってしまう。上述したようにバイヤーに加算されるタックスを理解し利益計算時にそれを上乗せすれば防ぐことができます。
そして、赤字になる原因で最も多いのが、送料を甘く見積もる事です。
eBayセラーはどうしても自分に都合よく考えがちです。リサーチをしている時、この商品には利益があるはずだ、利益があって欲しいという気持ちが先行し、利益計算しているように見えます。
商品重量や梱包サイズも少し多めに見積もりそのうえで利益計算しましょう。アマゾンでは梱包重量の記載のある商品もありますが、あまり正確ではないので、+300ｇぐらい上乗せして送料を見積もりましょう。
もちろん有在庫商品は前もって正確な重量や梱包サイズを測る事ができるのでそのような心配はありません。
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